日米の株価 2009 7 18

 日米の株価(指数)は、途中まで同じだったのです。
しかし、途中から、日本の株価は出遅れてしまいました。
 具体的には、ダウ工業株30種平均も日経平均株価も、
6月中旬から7月中旬まで下降トレンドになり、
7月中旬から反発したまでは同じでしたが、
ダウ工業株30種平均は、力強く反発、
日経平均株価は、小幅に反発となっています。
 ダウは、5日続伸、日経平均株価も、4日続伸と書くと、
共に、絶好調な株価を連想しますが、
グラフ(日足チャート)でみると、大きく違います。
ダウは、続伸というより急上昇が続いた、
日経平均株価は、続伸というより底練り(そこねり)が続いたと言った方がよいでしょう。
その結果、ダウは、力強く25日移動平均線を越え、
日経平均株価は、25日移動平均線の下を推移しています。
 この原因について、市場では、いろいろと言われていますが、
たとえば、機関投資家の弱気(しかし、これは年中無休。通年のもの)、
あるいは、政局の不安(これも、年中無休。これまた通年のもの)、
やはり、最近、相次ぐ増資が、日経平均株価の足取りを重くしていると思います。
それも、巨額の増資が次から次へとありました。
 最近の株価上昇の原動力となった個人投資家の投資資金が、
増資へ向かってしまうと、いや増資で吸収されてしまうと、
市場の方は、さえない動きとなります。
 もちろん、増資は、長期的に見れば、プラスです。
このタイミングで、増資ができたことは、幸運だったかもしれません。
また、投資家にとっても、銘柄によっては、
底値で仕入れることができたと言えるでしょう。

















































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